中小企業は紹介されることをめざそう

新規に事業を開始したとき、まず必要になるのが集客です。
お客様がいなければ、どんなビジネスも成り立ちませんからね。

だけど、何十年も広告費をかけて、常に新規に集客するというのは無理がありますよね。
広告費が莫大なものになってしまいます。

そこで、中小企業の集客戦略は、最初から口コミ紹介を想定します。

紹介のツールやテクニックはググればいくらでも出てきますので、ここでは、やはり心の中を話し合いましょう。

まず、紹介してもらいたいとき、単にお客さんに「誰か紹介してください」とお願いしても、それは難しいですよね。

だからと言って、紹介を頼む際に見返りを用意しましょうね、という話ではありません。

ここでは、僕ら自身が誰かを紹介したくなったときを考えてみましょう。
僕らが誰かを、またはどこかの店舗を誰かに話したくなってしまうのはどういう時なのか?

1)感情が期待を上回ったとき

おいしいものを食べてご機嫌のとき、これは人に言いたくなります。

誰かに対して尊敬の念を抱いたときなどの話したくなります。

思っていた以上のロケーションだったときも話したくなりますね。

逆に、思っていたほどではないロケーションだったり、大した情報じゃないなと思った時などは、ネガティブな情報として人に話したくなります。

つまり、前段階にイメージがあって、五感を通してそれを上回る経験をしたとき、ポジティブでもネガティブでも人に言いたくなります。

ということは、まず、見込み客は何に期待しているのか?

そして、どうすればそれを上回れるのか?

これを考えるのが最初であり、商売をやめる日まで考え続けることでもあります。

2)いい関係を維持しているとき

日常的に顧客といい関係を築いているときは、顧客が見込み客を紹介してくれる可能性が高いと言えます。

これは、行動経済学では利用可能性と言い、顧客が知人から何らかの相談を受けた場合、あなたを解決策として思い出しやすいということになります。

しかし、あなたを思い出したとしても、いい印象を持っていない場合、絶対に紹介してくれることはありません。

思い出しやすく、いい印象を与えている必要があります。

どうすればいい印象を与えられるのか?

これは簡単で、あなたがいい印象を抱いている人をイメージすれば分かりますね。

僕らは五感で相手の印象を受け取るだけでなく、雰囲気を感じ取る能力もあるようです。
雰囲気というのは考えていることに左右されます。

例えば、笑顔を作ったとしても、それが作り笑顔かどうかは考えなくても伝わってきますよね?

つまり、見せかけの雰囲気や態度は見透かされていると思って間違いないということです。

心の中はどんなに隠しても、雰囲気に態度ににじみ出てしまいます。
だから、人と接するときは、心の中を点検する必要があるんですね。

特に利己的な雰囲気は話をしなくても相手に伝わっていると思って間違いないです。

しかし、人と接するときだけ心の中を取り繕うということも僕らにはできません。

だから、日々、一瞬一瞬の考え方が重要になってくるんですね。

相手に伝わるのは、心の中にある基本姿勢や世界観などですが、リストアップすると結構な量になりますので、あらためて機会を設けたいと思います。

まずはあなた自身が、知人にとって紹介したくなるような人物かどうかを確認してみてください。

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ファンズファクトリーの森川暴走!会社のコンテンツを代表・木幡の許可なしに勝手にバラまくメディア。ブランドマネージャー、広告従事者必見!

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